「同棲生活では空間に余裕のある暮らしがしたい」そう考えた時に悩むのが、
1LDKにするか2LDKにするかという問題があります。
それぞれメリットやデメリットがあったり、当然ですが現段階の金銭的な状況にもよることになりますね。
今回はこれに関して目安となる物差しがありますので、ぜひ参考にしてほしいなと思います。
それぞれの間取りにはどんな違いがあるのでしょうか?
そもそも1LDKと2LDKの違いとは?
まず、1LDKと2LDKの違いについて話していきます。
詳しく全てをここでは説明しませんが、大まかに違いがわかるように説明します。
1LDKとは、1つの部屋ともう1つダイニングリビングキッチンがそれぞれ独立しているということです。
2LDKとは、2つの部屋ともう1つダイニングリビングキッチンがある部屋のことを言います。
ちなみにLDKとは、ダイニングリビングキッチンとは、
ざっくり言うと広いリビングにキッチンが付いてることを言います。
交際2年未満のカップルのための1LDK
大好きな彼と同じ空間で生活をすると、その先に見えてくるのは結婚!?なんて人も多いはずです。
これまで稼いできたお金は、ネイル・洋服・エステに費やしたから「貯金」なんてとてもじゃないけど・・・という方は必見!1LDKで同棲をしましょう。
コスパ的にもすごく1LDKは良いので、貯金がしやすいです。
けんかしたら同じ部屋にいたくないし・・・広い部屋に憧れるし・・・なんてわがままは大好きな彼との結婚を叶えてからでも良いでしょう。
結婚するには彼との相性が大切!付き合ってまだ日が浅いうちだからこそ、仲直りをする術を身につけた方があなたのため、彼のため、そして二人のためです。
人間誰しも狭い部屋より広い部屋に憧れるものです。その広い部屋を借りるまでは彼と二人で ”1LDK共同貯金“に励みましょう!
また、もしも別れたとしてどちらかが出て行くとなった時も片方はそのまま住むことができます。
そのメリットがあるのがこの1LDKになりますね。
ただ、あまり別れた部屋にはそのまま住みたくないと思うかもしれませんが、
感情よりも経済を優先しなければいけない時もあるので助け舟があるということで安心しましょう。
交際2年以上のカップルのための2LDK
2年以上の交際関係になると、お互いの生活をある程度把握することができるようになっています。「自分の時間も彼・彼女との時間も大切にしたい」と考えるカップルには2LDKがぴったりの間取りと言えるでしょう。
突然すぐに別れて離れ離れというリスクも最初の付き合い1年目などと比べるとかなり少なくなります。
同じ家にいながら、互いにやりたいことに没頭することも出来れば、一緒にいる時間を楽しく共有することも当然出来ます。
また、生活リズムが全く異なる二人であれば、2部屋で独立した空間を確保して、互いに気を遣わない生活を満喫できるのも2LDKの良いところです。
「のびのびと今の時間を大切にしたい」お互いを尊重し合える関係を築いているカップルだからこそ似合う間取りなのかもしれません。
ただし、広い部屋に比例して家賃も高くなります。妥協する部分は予め二人で共有しておいたほうが物件探しはスムーズに進むでしょう。
特に男性は1人の時間を持ちたいという人も多いですし、
女性も最近ではバリバリ働く社会になってきたり、また自分の時間やプライベートを大事にしたい人も多いので、
それぞれの部屋を持てるというのは非常に良いことだと思います。
円満な同棲には”余裕”が必要!?
同棲生活の間取りとして挙げられる1LDKと2LDKですが、大切なことは二人で生活をする意味が何なのか、ということです。
結婚に向けて具体的に計画を立てたいカップルは、お金の節約に重点を置いて1LDKを選ぶこと。お互いにやりたいことをしながら、一緒の時間も共有したいと考えるカップルは2LDkでの生活を始めてみてはいかがでしょうか。
家を決めるということは、人生が1つ変わるといっても過言ではないくらい大事なことです。
毎日の自分がゆっくり休める場所が何から何まで変わるということです。
人間は本能的に変化を拒んだり、怖がったり、拒否してしまう生き物なので、
どんなに同棲生活を楽しみにしていたとしても、最初こそ同棲を不安に思うことがあったり、またはストレスだってあることです。
自分たちの目的をいまいちど再確認をしてから慎重に決めましょう。
いずれの間取りにせよ、同棲しなければわからない世界が広がっているはずです。
一緒に住んだらやりたいこと、お金が貯まったら行きたい旅行先など、考えただけでわくわく出来るようなことを話して共有することが実は一番大事なことかもしれません。
お金の余裕や空間の余裕から生まれる安心感は二人の会話作りに多いに影響します。”余裕”を持った生活ができる物件を探しましょう。
こちらも参考に。
>>最高のお部屋を見つけるための不動産屋さん選びのポイント
まとめ
同棲にみる間取りの違いを見ましたが、居住空間がカップルの関係性に影響を与える事は確実だと言えるでしょう。
睡眠の時間を合わせれば、1日の半分を過ごす大事な休憩の場所となるのです。
だから、どちらかが一方的に意見を押し付けて決めるのではなくて、
しっかりと話し合って多少意見がすれ違ったとしても最後にはお互いに納得をした上で決めましょう。
ちゃんと心を開いて話し合ったということが非常に大切なのです。
同棲は、お互いが始めようと思えばいつだって始められるのです。しかし、同棲をうまく続けて行くことは想像以上に難しいです。
他人同士が同じ家に住むとなると、自分にないリズムや価値観が侵入し、想像していた円満な生活に近づけない・・・なんてことも実際によくあることです。
なので、たかが間取りされど間取り、しっかり考えて決めていきましょう。同棲の賃貸選びのポイントについては、こちらでも解説しています。