同棲する際の住民票の手続き方法と世帯主の扱いを解説!

役所に手続き

同棲する時に最初にしなければいけないのが住まいの手続きです。

「新居は決まったけど住民票の手続きはまだやっていない…。」「同棲するのに住民票の手続きとかどうやるの?」と悩んでいたりしませんか?

また、住民票の移動をする際の世帯主の扱いについて正しく理解しているでしょうか?

今日は、同棲して現住所が変わる際の住民票の手続きの方法と、その際決めなければいけない世帯主について解説していきます。

住民票の手続きで必要なこと

住民票は私たち国民が現在どこに住んでいるのかを証明する公的書類となります。

住民票の変更手続きをせずにずっと放置していたり、故意に偽ったりするのは住民基本台帳法で法律違反となるため、忘れずに手続きするようにしましょう。

私たちが同棲を始める際も住民票の手続きで苦労しました。引越し前にも手続きが必要だということをちゃんと確認せずに引越してしまったため、後で実家近くの区役所に行ったりと手間がかかったのを今でも覚えています。

私のように2度手間にならないよう、ここでしっかりと確認しておきましょう。手続きは大きく引越し前と引越し後の2回になります。順番に見ていきます。

住民票の手続きは全部で2回あります。

 

引越し前の手続き

引越し前の申請は、引越し先によって必要な場合とそうでない場合があります。

もしあなたの引越し先が現在の市区町村と同じ住所である場合は、引越し前の手続きは特に必要ないため、次の引越し後の手続きにお進みください。

引越し後の住所が現在の市区町村から離れる場合は、近所の役所へ行き「転出届」を記入し提出する必要があります。

「転出届」といってもそういった書類があるわけではなく、下記のような「住民異動届」の中で「転出届」の欄をチェックすることで、該当の書類として扱われます。

住民異動届の見本

住民異動届の見本

この「転出届」を提出すると、「転出証明書」という書類を発行してもらうことができます。

この証明書は引越し後の手続きで使用するので大事にしまっておいてください。

 

これを忘れてしまうと、転居後に引越し前の市役所とやり取りしなければならず、非常に体力を使います。転居前に手続きすることを忘れないようにしましょう。

また、少しでも不安要素があれば、お住いの町役場や市役所に電話しておくと安心です。

引越し後の手続き

引越し後の手続きとしては、市区町村が変わった人も変わっていない人も同様で、引越し先の担当役所にて「転入届」の提出が必要です。

引っ越した後にはなるべく早く役所に行くことをおすすめします。

この「転入届」についても、先ほど画像でお見せした「住民異動届」の中で「転入届」の欄をチェックするだけで大丈夫です。

「住民異動届」の記入内容は「転出届」と同様のため、改めて同じ内容を記入することになります。

また、この引越して市区町村が変わった人は、この「転入届」の提出の際に「転出証明書」も一緒に提出してください。

これで、住民票の異動手続きは完了です。意外と簡単に済みますよ!

世帯主の扱いについて

世帯」とは生計を共にしている集まりという意味があり、世帯主とは「ある集まりの中で生計を管理している代表」になります。

同棲ならばほとんどのカップルは生計を別で管理していくと思いますので、基本的には世帯も異なるため、2人とも世帯主として登録することになります。逆に、生計をともにする同世帯として登録することも可能です。

この「世帯主」の決定については、「住民異動届」を提出する際の記入の仕方で決まります。

世帯を別々にする場合

彼氏・彼女で世帯を別々にする場合は、「住民異動届」の「世帯主」の欄にそれぞれ自分の名前を記入して提出してください。

世帯を分けるかどうか迷った場合、基本的には世帯を分けた方がメリットが多いです。

同一世帯とした場合、役所などから届く郵便物などが世帯主の名前で届くことになります。彼氏を世帯主としてあなたが同一世帯に入っていた場合、あなたへの郵便物も彼氏の名前宛で届くことになります。

あとは、住宅手当が出る会社へ勤めている方は、世帯を分けると2人とも住宅手当を受け取れるケースもあります。

二人とも受けられないのは大きな損をしてしまいますので、そうならないために「同棲しても住宅手当(家賃補助)はもらえる?賢いもらい方を解説!」を参考にしてもらえればと思います。

同棲しても住宅手当(家賃補助)はもらえる?賢いもらい方を解説!

2015.12.03

ちなみに、世帯主については後からでも変更が可能です。

世帯を一緒にする場合

先ほども言ったように世帯は分けた方がメリットも多くおすすめなのですが、唯一、同一世帯にするケースとして「結婚寸前で生計も一緒に管理したい場合」が考えられます。

これも、そうしなければいけないわけではないですが、気持ち的に同じ世帯で管理したいという女性もいらっしゃるでしょう。

この場合に「同一世帯にすれば税金を安くできるのでは?」などのご質問をよくされるのですが、税金はあくまでも個人にかかるため、世帯を一緒にしても節税対策にはならないのでご注意ください。

住民票を移す前に実家に一声かけておけば安心

住民票を移す前には、それぞれの実家に連絡入れておくと親御さんが安心します。

同棲でよくあるのが、パートナーの親が急に怒り出すパターンです。

「同棲しているだと?聞いてないんだけど?」

と相手の親の機嫌を損ねてしまうと同棲が円満にいかない可能性が少し高くなってしまいます。

以前は女性の親が怒り出すパターンばかりでしたが、

最近では男性の親も過保護だったりするので、どちらも確認することをおすすめします。

もちろん、どうしても連絡をつけられてない理由があれば、無理にすることはありませんが、

親と連絡を交わせる関係があるのであれば、実家に一声かけておくとそれが相手の親からの信頼に繋がります。

いざ婚約に進むとなった時もこの信頼は大いなる武器となりますので、長期的に先のことを見据えて準備していきましょう。

両親への挨拶の注意点は「同棲前の両親への挨拶は重要!気を付けるポイントを解説!」を参考にしてみてください。

同棲前の両親への挨拶は重要!気を付けるポイントを解説!

2015.12.03

まとめ

ここまで読んでくれてありがとうございます。

慣れない手続きが多くなると大変疲れますが、1つ1つ冷静に対処しておくとスムーズに進めることができます。

同棲する際の世帯の関係は、選択肢と当サイトでのおすすめは紹介しましたが、結局はこれを見ている方々の状況によって決まることでしょう。

お二人でメリットやデメリットをしっかりと話し合った結果決めると、その後のトラブルも避けられるかと思います。

最後に箇条書きでわかりやすくまとめを書いておきます。

住民票手続きのまとめ
  • 引越し後に市区町村が変わらない方
    引越し前 ⇒ 特になし
    引越し後 ⇒ 転入届の提出
  • 引越し後に市区町村が変わる方
    引越し前 ⇒ 転出届の提出、転出証明書の発行
    引越し後 ⇒ 転入届の提出、転出証明書の提出
  • 世帯主は一緒でも別々でも可能だが、別々の方がメリットが多くておすすめ

その他、同棲する前にやっておくべきことを「同棲の引越し前後に”絶対”やっておくべき3つの事」にまとめました。是非こちらも参考にしてみてください。

同棲の引越し前後に"絶対"やっておくべき3つの事

2016.09.08