同棲前に不安は付き物なのかどうか、
同棲前の方々からすると多少は先輩となる私が理想と現実について話していきます。
彼氏彼女との同棲を夢見る人が実に多いこの世の中。毎日一緒にいて、お互いに笑いあう。たまには手をつないだりスキンシップを楽しめる…と、この先にある結婚生活にまで夢に見る人は多いのでしょう。
ですが、ハッキリ言いましょう。結婚はゴールではなく、スタートです。
今まで知らない部分が多かったけど、嫌でも現実を見る…。そんなところが同棲にはあるんですよね、実際は。
今はまだ何も始まってないから不安と言う人も多いと思いますが、ここでしっかり理想と現実を見極めてみましょう。
この記事の目次
二人で家事分担すれば、負担も軽くなってハッピー?
二人で家事を分担することによって負担が軽くなるのか?
同棲後はキッチンで二人、得意料理をそれぞれ作って食べてはハッピー。そんなドラマみたいな生活を夢見る人も多いと思います。確かにこのご時世、料理が得意な男子も増えてきたことですしね…。
でも、実際の同棲では、男性は仕事で疲れて帰ってきて「疲れた、風呂、メシ、寝る」となることが多々あります。もちろん、私はそんなことはしていませんよ。カオリのこと大切に思ってますから。汗
「もう~私だって疲れているのに…」と不安や不満が爆発して喧嘩になってしまうこともあると思うんですよね。実際、食器の片づけ方ひとつにとっても自分のやり方と違うから違和感…って人も多いのです。
たとえば、私ユウキとカオリの例で言えば、食器を洗うタイミングが違かったりします。私は結構溜めてから洗いたいタイプなんですが、カオリは洗い物が出たらすぐに洗いたいタイプ。
細かい違いですが、一緒に住んでみると差を感じるものです。
そういった価値観の違いは認め合うか、どちらかに合わせるということをしておくとあとあと楽です。
喧嘩の時になって、いきなり「こんなところ許せない!」と言っても
そんなすぐに対応できるものでもないので、小さな価値観のギャップを揃えるか、
違うことを認め合うということをすると良いかと思います。
『朝チュン』は夢のまた夢…?
朝は太陽を浴びてから、ゆっくり朝食に、着替え。ああ、幸せだ…と二人かみしめる。そんな漫画みたいな展開、現実ではなかなか難しいです(バッサリ)。
どちらもかなり朝が得意で余裕のある時間を過ごせると理想的ですが、
実際は夜には面白いテレビ番組をやっていたりしますし、
何かと夜遅くまで起きていることが多くなってしまう今日であります。
第一、男女ともに働いているとなると、出勤するまでが戦争。お互いにゆっくりと朝食すら味わえないかもしれません。
また、食事の準備はどちらがする?結局は女性がキッチンに立つことが多く、「ああ、実際の結婚生活ってこんな感じなの~!?」と同棲の段階から嫌になる人も多いのは事実です。
日常は考えている以上に展開は早いものなのです。
ですが、同棲のうちからそういったことをまず実感するということが大事なのです。
同棲せずにいきなり結婚する場合の方が精神的ストレスも多いですし、
同棲生活であれば、一時的に実家に帰って心を落ち着せることだってできるのです。
毎日一緒にいられて幸せ…って嘘?
毎日一緒にいたいから同棲したんです。でも、毎日一緒にいすぎると逆に飽きます…(笑)。
これが同棲した感想としては最たるものではないでしょうか?私だって、カオリと一緒に居るのは楽しいですが、たまに一人の時間が欲しくなりますもの。
でもね、二人でいるからこその強みもあるんですよ。たとえば面白い、楽しいことを共有できるってこと。
つらいことがあっても二人なら一緒に乗り越えることが出来るし、孤独感で人は簡単に参ってしまいますから、同棲ってギャップはあれどいいことなんです。
どうしても理想と現実にはギャップがあるものなんですよ。
また、同棲すると恋人がだんだん家族のような関係にかわっていくことなので、
いつまでも感情がドキドキとはならないものですし、
嫌なところにも目がついてしまうものです。
夢見がちな生活することが難しいので、一度ここでしっかり現実を見つめておくことをお勧めします。
結婚して子供が生まれると、また新鮮味が生まれるかもしれない
ただ、その後に結婚をして子供が生まれるとなると、また新鮮味が生まれる可能性も高いです。
子供嫌いな人でも自分の子供が出来た時には、ものすごく親バカになってしまうものです。
また、婚約をするときの手続きだったり、新婚旅行に行ったりという楽しみもあります。
なので同棲を続けても辛いことや冷めることばかりではなく、ちゃんと楽しいこともあるんだよ!
ということも頭に入れておくといいでしょう。
まとめ
ここではあえて厳しい目線も交えつつ、同棲の理想と現実を見てみました。
ちょっとがっかりした話もあったかもしれませんし、逆に希望を持てたこともあったと思います。
いかに辛いことや大変なことを乗り越えていけるか?
ということが非常に大事な要点となってきます。
でも、考えているだけじゃ何も始まらないのが本当のところです。ですから、しっかり準備をして、同棲に踏み切ることをしてほしいと思います。
いくら前例があったとしても、自分たちだけの同棲ストーリーというのが必ずあります。
まあ、最悪のパターンを前もって知っておくのも知識のうちですからね!これで不安が吹き飛んでくれたら私としても嬉しいです。
大事なのは二人で考え、二人で歩いていくということ。それがやがて長い長い結婚生活への始まりとなりますように。