結婚前のブライダルチェック、なぜ必要?

ブライダルチェック

「さぁ結婚しよう!」とその前に、もうブライダルチェックは済んでいますか?最近よく耳にするようになったブライダルチェック。子供が欲しい方には必須とも言える検査です。「まだよく分からない。」という方は是非ここで覚えていってくださいね。

ブライダルチェックとは…

ブライダルチェックとは、簡単にいうと妊娠できる身体であるかの検査になります。検査では主に「性病の有無」や「子宮の状態」を検査されます。最近は不妊を心配される女性も多いので、「検査を受診しておけば安心」ということで受けられる方が多いようです。

検査といっても数十分で終わる場合がほとんどで、大掛かりなものではありません。産婦人科がある病院ならばほとんどの所で受けることができます。かかり付けの産婦人科があれば一度聞いてみるといいかもしれません。

 

ブライダルチェックが必要な理由

ブライダルチェックを受ける人の主な理由・きっかけとしては、「お互いの安心へ繋がる」「子供がどうしても欲しい」などが挙げられます。結婚してから子供が産めない身体だと判明したとなっては夫婦生活に影響するかもしれません。そのため事前の確認が必要になるのです。

 

妊娠率は年齢によって変わる!

また、ブライダルチェックを受ける理由には年齢も関係しています。女性が自然に妊娠できる確率を妊娠率といい、この妊娠率は年齢ともに低下する傾向があります。もちろん人によって出産適齢期は若干ずれますが、30代を超えると誰でも妊娠率は低下してしまうのです。

そのため、30代中盤~後半、40代での結婚を考えている方でブライダルチェックを受ける方もいらっしゃいます。

 

検査で判明しないことも…そんなときは?

ブライダルチェックですが、実はこの検査だけで「妊娠できるか否か」を100%調べることはできません。なぜなら検査では現在の子宮・卵巣の状態、血液検査、尿検査しか診ないためです。

妊娠にかかわる身体の器官としては他にも卵管がありますが、ブライダルチェックではこの卵管の検査は行わないのです。そのため、もし過去にクラミジア等の性病感染暦があり卵管に問題があった場合などは、ブライダルチェックでは不妊が判明しないことになります。これは心配ですね。

そのため、もし「思い当たる節がある」ということであれば、不妊治療専門の病院で「不妊検査」も受けることをおすすめします。不妊検査ではブライダルチェックとはまた違った検査内容となっているので、両方とも受ければかなり正確な結果を知ることができます。

さて、次回はブライダルチェックを受ける際のポイントや、結婚相手にブライダルチェックをお願いする際の注意点についてお話しますね。

>>ブライダルチェックは「2人で」がポイント