これから同棲を始める予定のカップルは、どんな家電を買おうか悩んでいる人も多いはずです。
「同棲(2人暮らし)にオススメの家電を知りたい」
「家電を買う前にしておくことは?」
「できるだけ予算を抑えたいけどどこで買うべき?
彼氏、彼女どちらかが一人暮らしをしている部屋で一緒に住み始めるならある程度家電は揃っているかもしれません。しかし結婚を前提に広い部屋を借り、家電を一から揃えるカップルなら高額なお金が一気にかかってきますよね。
家電は優先順位を決めて一つずつ購入しましょう。急ぎでない家電は引っ越しが終わってからでも十分です。
優先順位が高い家電と、家電を購入する際に気を付けることをまとめていきます。
同棲を始めると同時に必要な家電5つ
引っ越しと同時に必要な家電を紹介します。
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- テレビ
- 炊飯器
これらは生活するうえで必需品と言える家電です。
家電の購入はできるだけ日本のメーカー(Panasonic・TOSHIBA・SHARPなど)がオススメ。海外製だと壊れたときの保証がない、修理ができないことがあるからです。
それぞれの家電を購入する際の注意点をまとめました。
1.洗濯機
洗濯は毎日しないといけないので先に買っておくべき家電の一つです。購入する際は洗濯機の容量に気を付けましょう。
1人暮らしの場合は容量が3㎏あれば十分ですが、ふたり暮らしの場合5~7㎏は必要です。
もし「洗濯は2日に1回のつもり」と考えているなら9㎏の容量は欲しいところ。
また洗濯機には「縦型式」と「ドラム式」の2種類あります。
縦型式…がんこな汚れもしっかり落ちる・価格が安い
ドラム式…乾燥まで終わらせてくれる・価格が高い
それぞれ特徴が違うので自分たちにはどちらのタイプの洗濯機が合っているのか相談しておきましょう。
また、配置する場所の寸法も事前に測り十分なスペースがあるか確かめてから購入してくださいね。
2.冷蔵庫
2人暮らしなら容量が300ℓ前後の冷蔵庫がおすすめです。
もし同棲後すぐに結婚・子供を考えているなら300ℓより大きめの500ℓを選んでもいいですね。
購入前には冷蔵庫を置く場所の寸法を測っておきましょう。冷蔵庫を置くスペースは「冷蔵庫のの幅+10㎝」必要です。
扉の開く向きにも注意です。冷蔵庫には右開きと左開きがあるので壁の位置を考慮して選ばないといけません。
また、容量は同じでも冷蔵庫によっては高さが違います。身長が小さい女性は上の方が見えにくくなるのでローウエストタイプがおすすめです。
3.電子レンジ
電子レンジには、2種類あるのでどちらのタイプを購入するか話し合っておきましょう。
単機能レンジ:温め機能のみ・価格は1万円前後
オーブンレンジ:グリルやオーブン機能が付いている・価格は3万円以上が多い
食品を温めることをメインに考えるなら単機能レンジで十分です。もしお菓子作りや料理にこだわりがあるならオーブンレンジを購入しましょう。
車庫内の容量は20~25ℓがおすすめです。
ターンテーブル式(温め中お皿が回るタイプ)の電子レンジは、容量が小さすぎるとコンビニのお弁当サイズでも入らない可能性があるので注意です。
4.テレビ
2人暮らしの部屋に合ったテレビの大きさは一般的に37型と言われています。
37型は7畳の部屋の広さにちょうどいいサイズで、テレビから130㎝離れて見るのにベストな大きさです。
あまり大きすぎるテレビを購入しても、部屋に合ったものでないと圧迫感が出てしまいます。テレビが快適に見れないのは避けたいですよね。
最近テレビの価格は下がっていて、37型でも平均5万円ほどで購入できます。
5.炊飯器
2人暮らしにオススメなのは5.5号炊きの炊飯器です。普段はあまりご飯を炊くことが無いカップルなら3号炊きでも十分です。
炊飯器は選ぶものによって値段の差が大きく、安いものなら5,000円前後。高いものだと10万円以上するモノもあります。
初めての同棲の場合「ご飯は炊ければ十分」と考えている人が多く、あまり炊飯器にはお金をかけない傾向があります。炊飯器の予算は事前に彼と話し合っておくのが良いですね。
家電を購入する前に確認しておくべきこと
家電を購入する前に事前に確認しておくべきことは以下の3つです。
- 購入予算
- 部屋のコンセントの位置
- 部屋のレイアウト
お店に行ってから「私が考えていことと違う」「彼はそう思ってたんだ」と気づくことが無いように前もって話し合っておきましょう。
それぞれ話し合うべき注意点をまとめました。
購入予算
すべての家電に細かくこだわってしまうととんでもなくお金がかかってしまいます。
その為、冷蔵庫の予算は〇円、炊飯器は〇円と事前に決めておきましょう。
高額な家電はそれだけ機能も良いですが、本当にその機能を使うのか?使いこなせるのかは別です。
必要最低限の機能があれば生活は十分できるので、予算に合わせて一つずつ金額を決めておくのがいいですね。
大きな買い物をするとき、お互いのお金の価値観がある程度わかります。
お店に行って家電を選ぶときにケンカになったら面倒ですよね。事前に予算はしっかり決めておきましょう。
部屋のコンセントの位置
家電を置きたい場所にコンセントがちゃんとあるか、すべて確認しておきましょう。
延長コードやタコ足配線を使えばいいと考えている人もいるかもしれませんが、消費電力が大きい電子レンジ、洗濯機はコンセントに直接差した方がいいです。
消費電力を抑える効果だけでなく、火事などの事故も起こりにくいです。
延長コードをたくさん使うと見た目も悪くなるので事前のコンセントチェックは大事ですよ。
部屋のレイアウト
部屋のレイアウトを彼と話し合っておきましょう。
「テレビはこの位置で向きはこっち」「炊飯器を置く場所はここ」と決めておくことで自然と部屋のレイアウトが決まってきます。
家電を購入するときの色やデザインもある程度決まってくるはずです。
白を基調にした部屋なら、冷蔵庫も白、テレビも白。
もし黒を基調にしたシックな部屋にするなら家電の色も黒で揃える人が多いでしょう。
事前に部屋のイメージを決めてから家電を購入するのはとても大切です。
家電を購入するときに注意したい4つのこと
家電を購入するときに注意したいことを4つまとめました。
- デザインで選ばず機能や口コミを重視する
- 購入するときは一つずつ
- お店に行って実際に家電を見る
- 余計なモノは買わない
それぞれ詳しくまとめていきます。
1.デザインで選ばず機能や口コミを重視する
家電は使いやすさを第一に考えて購入しましょう。最近はデザインにこだわった家電も増えていますが、見た目ばかり重視してしまうと失敗してしまうこともあります。
実際に使ってみて「使いにくい」「買い替えたい」となればお金の無駄になってしまいます。
製品の評判をネットでチェックしたり、店員さんにメリットとデメリットを聞いておくことも大事です。
2.購入するときは一つずつ
家電を購入するときは、一気に買うよりも一つずつ確実に決めていきましょう。
彼と休みが合わないため「一日でまとめて買いたい」というカップルも多いかもしれませんが、家電の購入は意外と疲れます。
そして一気に自宅に届くと片づけも大変です。段ボールの処理や掃除は体力使います。少しずつ購入していくのがいいでしょう。
3.お店に行って実際に家電を見る
購入するときはお店に行って家電をチェックしましょう。
自宅である程度カタログやネットで「これいいな」と思う家電に目星をつけておくのはとても良いことですが、実際に現物を見たとき「あれ?思ったより大きいな。(小さいな)」ということはよくあります。
実際に触れることで部屋に設置した時のイメージが膨らみ、大きさや重さも確かめることができます。
実際に店員さんから商品の説明を受けておくのも大事です。(使い方やお手入れ方法など)家電量販店なら値引き交渉すれば少し安くしてくれることもありますよ。
4.余計なモノは買わない
優先順位の高い家電を先ほど紹介しましたが、まずは本当に必要なモノだけを購入しましょう。
例えば電子ケトルやウォーターサーバー、オーブントースターなどは代用できるもがあるので急いで買う必要はありません。
電子ケトル→やかんでお湯をわかす
ウォーターサーバー→水は自分で買う
オーブントースター→グリルを使う
家電は決して安くはありません。彼とよく話し合って購入するモノを決めましょう。
初めての同棲なら家電のレンタルサービスを利用するのもオススメ
最近は、家具のレンタルサービスが流行っているのはご存知ですか?それと同時に家電のレンタルサービスもあるんです。
実際に購入する前のお試しとして一ヶ月からレンタルが可能です。
例えば【CLAS】という家具家電のレンタルサービスでは以下の家電がレンタル可能です。
- 43型液晶テレビ 2,860円/月
- 縦型洗濯機5.5㎏ 1,760円/月
- ドラム式洗濯機8㎏ 4,290円/月
- オーブンレンジ 2,750円/月
レンタルしたものをずっと使っても良いですし、お試しとして借りるのもOK。
サイズ感や実際に部屋に設置した時の雰囲気を確かめることができます。
家電の購入費用を節約する方法
初めての同棲ならそこまで家電にお金を掛けたくないとい人もいると思います。
「すべて新品でなくてもいい」「とりあえず使えればいい」というなら以下のような方法で購入費用を抑えることができます。
- フリマアプリや中古ショップを利用する
- 家電量販店で値引き交渉する(複数の店を比較する)
- 家族や知り合いから中古をもらう
それぞれ詳しく紹介します。
フリマアプリや中古ショップを利用する
今フリマアプリを利用する人は4人に1人とも言われているほど手軽に始める人が多いです。
フリマアプリと言えば
- メルカリ
- ラクマ
- ジモティー
- ペイペイフリマ
などがあります。
ダウンロードはすべて無料。自分の住所を知られずに送ってもらうことも可能です。
かなり安く出品している人も多いので、決めていた予算の半分で済ませることも可能ですよ。
家電量販店で値引き交渉をする(複数の店を比較する)
家電量販店(ヨドバシカメラ・ビックカメラ・コジマ・ケーズデンキなど)大きな家電量販店なら値引き交渉をしてみましょう。
他社の値段を事前に調べておき、その金額より高ければ値引きしてくれる可能性が高いです。
もし安くならなくても、保証を付けてくれたりポイントを2倍付けてくれたり、自社のサービスしてくれることもあります。
購入するときは店員さんの接客を受けて相談してみましょう。
家族や知り合いから中古をもらう
家族や友達、知り合いに使っていない家電があるか聞いてみましょう。
家電は処分するためにお金が掛かるので自宅に放置している人も多いです。
「使わないなら譲ってほしい」と素直にお願いすればすんなり譲ってくれる人がいるかもしれません。
もちろん譲ってもらったらお礼をしっかり言いましょう。もし配送してもらうなら送料は自分で負担すると伝えて相手に損させないように注意です。
まとめ:同棲に必要な家電は一気に買わず彼と話し合ってから決めよう
同棲に必要な家電や、購入前の注意点、安く買う方法などをまとめてきました。
家電を一気にそろえるとお金も一気に減ってしまうため優先順位を付けて一つずつ購入していきましょう。
家電や家具はレンタルできるサービスもあるので、購入する前に【CLAS】で試してみるのもオススメです。
少しずつ家電をそろえて楽しい同棲を始めてくださいね。