同棲すると必ず出てくる問題の一つに「一人の時間がほしいという感情」があります。どんなにラブラブなカップルだとしてもずーっと一緒にというわけにはいきません。
どんな時に一人の時間が欲しいと思うのか。
また、同棲を長続きさせるために一人の時間が必要な理由についてお話していきます。
この記事の目次
タイプの違いにより「一人の時間」が必要と感じる
そもそも、なぜ一人の時間が必要だと感じてしまうのでしょうか?それは相手とあなたのタイプの違いが原因かもしれません。
どちらかが「一日中くっついていても平気なタイプ」で、もう片方が「ベタベタしたくないタイプ」であるカップルは、後者の方が一人の時間が欲しいと感じるケースが多いです。
同棲当初は我慢してベタベタしていたかもしれませんが、数ヶ月経つとそれもしんどくなってきて、遂には「一人の時間が欲しいんだけど…」となります。
具体的には、以下のような場面で感じることが多いです。
行動を監視されていると感じたとき
同じ家に住んでいればお互いに相手の行動が丸見えになります。
何時に起きて、何を食べて、どんなテレビ番組を見て、何時に寝るのか、プライベートのほとんどが把握できてしまいます。
元々ベタベタしたくないタイプの人にとってはこれだけでも正直「窮屈だなぁ」と感じてしまうのです。
まだこれぐらいならともかく、これに加えて彼女から「誰とどこに行くの?何時に帰って来るの?」など、質問攻撃が続くと気持ちは更に悪化してしまいます。束縛と感じてしまうのです。
一緒に行動することを強制される
先ほどの言動が更にひどくなると行動も強制したり制限したりするようになります。
「次の土日は私に時間取ってほしい」と一方的に言われたり、あとは以下のこともよくあるパターンです。
- 休みの日に疲れて寝ていても起こされる
- 出かける際に一緒に行くことを強要される
- 相手の都合で「○○やって」と家事を頼まれる
頼んでる側としては当たり前と思って依頼しているので何も感じませんが、自由にマイペースでいたい相手としては、かなり窮屈に感じていることでしょう。そして、「あ~窮屈だな、一人の時間を作ってゆっくりしたい」を思うのです。
2人で出来ることばかりじゃない
そうならないための考え方として、全てを2人で行おうとしないというものがあります。
確かに「せっかく同棲もしたんだから一緒に色々やりたい」という気持ちも理解できますが、だからといって全てが一緒に出来るわけではありません。
例えば、読書や一部のゲームなどは一緒にできませんし、友達と連絡を取っている際も干渉されたくはないでしょう。そういった場面で出来るだけ自由にさせてあげることで窮屈さが少し和らぎます。
お互いの人生があることを知ろう
あとは最後に一番大事なこととして、どこまでいっても(たとえ結婚までしたとしても)お互いに1つずつ人生があるということです。
一緒にいれば妥協しなければいけない事もありますが、それは一緒に生きるということであって、全く同じ人生を生きるということではありません。
あなたの人生=相手の人生にはならないのです。
だからこそ、たまには一人の時間が必要だと感じ、自分の人生を楽しみたいと思うのです。ベタベタ派の方からすると「嫌いになったの?」と心配されることもありますが、好き嫌いの話ではありません。
それは一人の時間を尊重することで相手を認めてあげることになり、もっと言えばそれぞれの生き方を尊重し合うということなのです。