みなさんの家に表札はついていますか?
今回は同棲にあたっての正しい表札の出し方についてお話していきます。昨今気になる防犯対策も併せてご紹介しますので同棲の際の表札の参考にしてください。
また、ホームセンターに行くと様々なタイプのものが販売されています。ご購入前にぜひ読んでみて下さいね!
この記事の目次
表札の役割ってどんなものがあるの
では、まずは「なぜ表札をつけるようになったのか」についてのお話です。
実は表札が多く出される様になった一番のきっかけは意外にも「地震」だったんです。関東大震災の際に壊滅的な被害を受けた地域では同じ場所でも復興の過程で景色が変わってしまった場所があったり、別の場所に移り住む人々が大勢いました。
その際に誰がどこに住んでいるか、消息を明確にするために掲げる様になったのが一般家庭に普及していった大きなきっかけと言われています。
現在では郵便物の間違い防止や来訪の目印としての利用が主になっていますね。引越などが比較的多くなっている昨今でも、やはり表札は必要性の高いものと言えるでしょう。
どんな表札を出せばいいの?
では、表札を掲げる際にはどの様なものが好ましいのでしょうか?
以下のポイントをしっかり押さえていただければ同棲にぴったりの表札になりますよ。
名前は連名で記載する
片方の名前のみにしてしまうと、宅配便や郵便物が届きにくくなるといったことが起こります。実際にあった例では、「荷物が届く前に住所と名前の確認がかなりの確率でくる」とのことです。
宅配の方から見れば表札と名前が違うから「あっ同棲だな」なんて判断はできません。そのため名前は必ず連名で出すようにしましょう。
名字のみの表札にする
なかなかフルネームで記載することはないかと思いますが、やっぱり名字だけが無難でしょう。
防犯の理由ももちろんありますが、連名でフルネームを入れるとなると、選べる種類が限られてしまいます。。。
そういった理由で同棲ではフルネームではなく名字のみが好ましいでしょう。
表札の防犯対策
これが一番気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
名前を出すことに抵抗がある方でも、以下のポイントを押さえておけば比較的安全に置くことが出来ますよ。
シンプルで平らなデザインにする
どちらかの好みに片寄ってしまうと、主導権がどちらにあるかや、デザインによっては不在である可能性の高い時間帯などが予想できてしまう場合があります。なので、無難なデザインがオススメです。
また平らなデザインの理由は「表札の落書き」を消しやすくするためです。こちらについては次でご紹介します。
表札の落書きに注意
あまり馴染みがない状況かもしれませんが、希に印の様な物が書かれている場合があります。実はこれ「この家は大丈夫」や「買ってくれたところ」など専門の業者が勝手に書いてしまう場合があるのです。
基本的には表札に何か印みたいな落書きがあれば即刻消すことをお勧めします。そのため、すぐに消せる様なデザインがオススメなのです。
手書きはなるべく避ける
多少得手不得手がありますが、字も男女どちらが書いたなどが連想できてしまう場合があるためご注意頂きたいです。
印字してくれるサービスもありますので、なるべく手書きにはせず、印字のタイプを選ぶことをオススメします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
表札にそもそもなじみのない方もいらっしゃったり、防犯面が気になる方もいらっしゃるかと思いますが、やっぱり表札は出すことをオススメします。
二人の名字を並べて掲げるのは同棲の時以外ほとんどありません。同棲している実感もわきますし、今後結婚して表札を一つの名字にといったイベントも増えます。
是非、二人で話し合って掲げてみてはいかがですか?