ネットで家探しする時に気を付けたいおとり物件や事故物件とは


同棲をするための家探しをしていたときの話です。

私たち2人は家探しをするにあたり、始めは不動産検索サイト『SUUMO』のスマホアプリを使っていました。

2人で住みたい家の条件を決めて探していたところ、たまたま良い物件を見つけたので不動産屋さんに直接連絡して、お伺いすることになったのです。

そのときは「めっちゃ良い物件見つけてラッキー」ぐらいに思ってましたが、後から不動産屋さんの話を聞いて、「賃貸はネットで判断するのは怖いなぁ」と思いました。

なぜなら、おとり物件に出会ってしまったからです。

ネットに掲載している賃貸にはおとり物件がある!?

不動産屋さんに着いてからです。

お目当ての物件について話を聞こうと椅子に座ったときに私が「こんな良い物件あるんですね」と言った際に、担当の方が意味ありげににやけたのです。

担当者「お客さん、引越しは始めてですか?なら、ネットで検索するのは気を付けた方がいいですよ。おとり物件が多いですから。」

私「おとり物件?なんですかそれ?」

担当者「今回ご紹介するのはおとり物件ではないですけど、ネットに掲載している賃貸情報には、よくおとり物件があってですね、俗にいう釣りエサのことです。」

 

そうなんです。ネット情報には、家を探すお客さんを不動産屋へ引き寄せるためだけの架空の物件があったりします。この物件は完全におとりとして使われるだけで、実際には存在しなければ、もちろん紹介もできません。

こんなときはおとり物件を疑ってください。

 

明らかに相場と家賃が釣り合っていない。

間取りや立地に対する家賃が安過ぎる。

 

担当者の方から聞いた話によると、大体そういう偽の物件に引っかかった場合は、不動産屋さんに行った際に「この物件ちょうど昨日埋まっちゃったんですよ」とか言われて、「こっちならありますよ」と違う物件を紹介されるらしいです。

私たちの場合は運よくおとり物件にはぶつからなかったので良かったですが、こういった詐欺まがいの行為が存在していることは怖いですし、注意しなければいけませんよね…。

 

そして、物件の条件があまりにも良いパターンはおとり物件の他にももう一つあります。

それが、事故物件(ワケあり物件)です。

 

あまりにも条件が良すぎる物件にはワケがある、かも?

私たちの場合はおとり物件ではなかったのですが、実はワケあり物件でした。

ワケあり物件とはあなたもご存知かもしれませんが、家に欠陥があったり隣人との環境に問題がある、あとは過去にその家で不幸な出来事があった物件のことを言います。

ようは、あまり普通の人が住みたがらない物件なんです。住みたい人が少ない分、需要がないので家賃などの条件も良くなります。

 

「ワケがあったって家賃が安くなるならそれでいいじゃん!」って思う人もいるかもしれませんが、ちゃんと話を聞いてから決めないと後で後悔することになるでしょう。

私の場合はしっかり説明してもらえ、結局その家はお断りしたのですが、たとえば以下みたいなワケがありました。

  • 住むのは2階で大家さんが1階、大家さんは音にうるさい
  • 2階はルームシェアになっており、隣人さんと同じ玄関を通る必要がある

20代の男女が同棲するには、「この環境はちょっときついなぁ」と思って内見さえ行きませんでしたね。

 

こんな風に不動産屋さんに直接行って話を聞くと、ネットでチェックしたときには分からなかったことがたくさんあったりします。なので、気になった物件があったときは積極的に不動産屋さんに出向いて情報収集するようにしましょう。

そして、少しでも疑問に思うことがあれば、担当の方にどんどん質問しちゃいましょう。

※ちなみに、不動産屋さんはワケあり物件の情報を開示する義務があるそうです。

 

まとめ

    • ネットで検索する時は、おとり物件に気を付けよう!
    • 条件が良過ぎる物件は、ワケあり物件の可能性を疑おう!
    • 気になる点があれば、実際に不動産屋さんに直接確認してみよう!

 

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