婚活順調ですか?
私の周囲でも、
出会いたいっ!
絆持ちたいっ!
伴侶持ちたいっ!
って殿方の声が、悲鳴のように毎日コダマしています。
でも一口に出会いたいと言っても、その方々は、どんな方に出会いたいのでしょうか?
ちょっとデータを見てみましょう
20~30代の未婚男女が結婚相手に求めるもの〔男性編〕
あるデータでは、こんなふうになっていました。(デー夕A)
1位 性格が合うこと
2位 思いやり
3位 誠実さ(浮気しない)
4位 人生観の一致
5位 容姿
また別のデータでは、(データB)
1位 性格が合うこと
2位 思いやりを感じること
3位 癒されること
4位 家事をうまくこなすこと
5位 自分の仕事を理解してくれること
うむ。
近いようで微妙に違いますね。
ちなみに4位と5位、30才前30才過ぎでは逆転~上記は30才前バージョン~するそうです。
ちなみに私の周囲の男性陣にも聞いてみましたらこうなりました。(データC)
家庭的/
価値観の一致/
疲れない/
猫が好き/ ←? その方にはとても重要なことらしい
会話力/
思いやり/
優しさ/
良性の計算高さ/←? おもしろい表現ですよね
気兼ねなく会話できる/
居心地/
ご飯/ ←!
メシウマ/ ←!
家事/ ←!
子育て能力/ ←!
素の自分でいられる/
思いやり/
出会い系やらない/
同じ空間で落ち着く/
まだまだ出てきそうだったので、順位はまだつけてありません。
「←!」は女性側からすると、
女性は家事マシーンかい!
って感じですが、女性は女性でこうです。(データBの女性編)
20~30代の未婚男女が結婚相手に求めるもの〔女性編〕
1位 性格が合うこと
2位 思いやりを感じること
3位 癒されること
4位 食事の好みが合うこと
5位 収入が安定していること ←
4位は自分の食べたいものを作りたいってトコなのかな?
5位が収入ですか…
別のデータでは、(データAの女性編)
1位 性格が合うこと
2位 思いやり
3位 誠実さ(浮気をしない)
4位 収入 ←
5位 包容力
収入が4位に来てました。
男女双方とも“癒されたい”が強い
一億総ストレス社会だからでしょうか。
にしても、互いに
癒してくれー
って思ってるだけ。
こう癒そう、こう癒し合おう、はないのでしょうか?
ある恋の形
知人男性は自分が21で、相手が28でした。
我の強い、
年上の、
翻弄されているうちにお子が出来て結婚。
年若くして父になった彼はかなりよいパパさんになり、長男~その後下のお子も出来ました~とはよく路上等で、キャッチボールなどしていました。
通りがかりの人によく言われたそうです。
お兄ちゃんが遊んでくれていいねー。
童顔の彼はどう見ても、父親というよりは兄にしかみえなかったのです。
これはあくまでも聞いた話ですが、女28才、男21才の間に生まれた子供は、天才の確率が高いのだそうです。
お兄ちゃんが遊んでくれていいね…の子、確かに天才でした。
幼稚園で先生に、
「好きなものの絵を描きなさい」
と言われたので“分数の絵”を描いた。
小6でつくったゲームはゲーム会社が買いとった。
超難関大を出て、プログラマーをやっているそうです。
そんな天才児製造カップルは、未婚時代、ずーっとずーっと角つきあわせてて。
ただある日ふと、天才の父は思った。
あ、俺こいつと結婚しそう。
そしてそうなったのだそうです。
“天使が通った”と感じたんだそうです。
天才ご生母様も。
それはほとんど同じ日、同じ瞬間だったそうです。
そんな感覚の共有が、結婚の縁なのかもしれませんね。
私の友人にはあと三人、
運命的な結婚者がいます
派遣先でたまたま好きになった男性を、乗り換えようとした電車の先頭車両で見かけ、とっさに走った26才。
関東住みなのに、兵庫県のとある駅でばったり会った、32女性と26男性。
同じばったりでもそれがイタリア、ローマだった30才と28才(このカップルはこちら、年下側が女性でした)。
運命的な出会いや出来事は、理想の形など簡単にぶっ飛ばしてしまうのです。
とはいえそんな奇跡には、
そうそう出会えるものではなく…
たいていの結婚は妥協と馴れ合いに彩られています。
せめて最良のものを…
そう考えた男女の求め合うものが癒しであり、次に男性は家事力、美貌。
女性は収入と包容力…?
男性にとって結婚は
“ラクへの道”?
癒してくれて、理解してくれて、家事、子育て完璧にやってほしい。
それが男性陣の理想の妻なのでしょうか。
ランキングから想像される女性像は、50年くらい前の男性が“妻”に抱いているイメージと全く変わっていない気がします。
楽な結婚、楽な子育て。
OKしてくれる女性もきっとまだいます。
探してみたらよいと思います。
ただ、50年前とは社会情勢は大きく変わりました。
女性側も男性陣と全く同じことを望んでいます。
実は昔から女性も同じことを望んできたのです。
昔は言う自由がなかっただけ。
癒してくれて、理解してくれて、家事、子育て完璧にやってほしい。
全くの同文が、女性側からも出ているのです。
そうでないなら私は結婚はいいわ。
そんな女性も増えています。
だからOKしてくれる女性、いなくはないけどかなり減っています。
頑張って探さなくてはならないレベルです。
なぜか?
それは…
現代社会はかなり男余りだからです。
宿命的に男性は余るようにできている
もともと男性はもろい生き物で、二割は生まれてきても育たないのが常だったそうです。
二割失われて、ちょうど人口比一対一。
ところが現代は医療が進歩し、死すべき定めの二割が長らえるようなりました。
そう、現代社会の男性は、生まれながらに二割の男余りを生きるさだめとなってしまったのです。
そこに加えて、
“私は結婚はいいわ”女性
も増加している。
男余り度は確実にアップしているのです。
そんな中で癒されたいとか寝言を言っていては、結婚相手は掴めないと思いませんか?
この時代、賢い選択をしないと恋も結婚も成就しないかも。
自分の癒しは二の次で、相手を癒すよう考える人こそが、明日の勝者かもしれないのです。