ブライダルチェックは「2人で」がポイント

2人で歩むカップル

前回の続きです。前回はブライダルチェックがなぜ必要なのかお話しました。
>>結婚前のブライダルチェック、なぜ必要?

今回は実際にブライダルチェックを受ける際の心構えについてお話していきます。女性も男性も参考になる記事なので、是非みていってくださいね。

世の中の不妊原因の半分は男性

突然ですが、不妊という言葉をご存知ですか?不妊とはその名の通り「妊娠しにくい」という意味です。この不妊の原因、女性に多いと思われがちですが、実は不妊原因は男女で半々だと言われています。「意外!」と思われた方も多いのではないでしょうか。

男性の場合は飲酒・喫煙の割合が女性に比べて高いため、健康を壊しやすいのも不妊原因の1つです。ただ、こういった生活習慣は個人差が大きいので一概に「みんなこうなる」とは言えません。また、加齢に応じて不妊の可能性が高くなるのは女性も男性も同じです。

 

ブライダルチェックは「2人」でが前提

さて、なぜ急に男性の不妊について話したかというと、まずは「不妊は女性の問題だけじゃない」という事実を知ってもらいたかったからです。そして、男性に不妊の可能性があるということは、男性もブライダルチェックを受けるべきと考えられますね。

ブライダルチェックと言えば「女性が対象」というイメージがまだまだあります。ですが、これは女性だけの問題ではないのです。また、女性だけに受けてもらうのでは、相手を疑っている印象と思われてしまうこともあります(ここ男性注意です!)。

なので、ブライダルチェックの心構え・マナーとしては、「2人とも受診する」を念頭に置きましょう。ちなみに、女性は婦人科、男性は泌尿器科で検査を受けることができます。

 

受けるのに勇気も必要

また、男性も一緒に受ける理由はもう1つあります。それは、病院に行って検査を受けるのは怖いということです。結婚前の大事な検査と分かっていても、「もし妊娠しにくい体質だったら…」と考えると気が重くなるのも理解できます。花嫁の立場としては、できるだけ婦人科には行きたくないもの。

その点、男性も受けるとなれば少しは気持ちが前向きになります。男性側から「一緒に受けよう!」と言ってもらえれば、「○○も受けるんだし私も受けよう」と頑張れます。

 

どんな結果であれ、支え合うことが大事

そして、検査を受けたら結果を共有し合いましょう。どんな結果であれ、お互いにパートナーの状態を知っておくことが大事です。秘密で受けたのではなく一緒に受けたからこそ打ち明けやすいのも一緒に受けるメリットです。

また検査結果については、パートナーと2人だけで抱え込まず、両親や信頼できる友人にも話してみるといいかもしれません。

最後に、もし病気が見つかった場合。

正直とても悲しい気持ちになるかもしれません。パートナーにも罪悪感を感じてしまうこともあるでしょう。ですが、落ち込むことはありません。病気は早期治療で治すことが可能です。

ですので、「ブライダルチェックで悪い結果が出たら怖い…」という方も恐れる必要はありません。むしろ万が一にも悪い結果が出たときのことを考えて、なるべく早めに受ける方が賢いといえます。早く発見されればそれだけ早く治せるからです。

それでは、次回はブライダルチェックの検査内容と費用の相場についてお話しますね。

>>【男女で比較】ブライダルチェックの検査内容と費用の相場