今回の記事では、同棲カップルに適切な部屋(賃貸)選びのポイントを話していきます。
同棲することが決まったのはいいものの、どんな賃貸を選べばいいか分からない。でも、せっかく大好きな彼氏とのラブラブな同棲生活。
部屋選びで失敗したくないですよね?!
ここで満足のできる部屋選びができれば、同棲生活もモチベーションが上がるかと思います。
ということで、詳しく話していきたいと思います。
この記事の目次
必ず抑えておくべき3つのポイント
部屋選びは奥が深いです。あれもこれも条件を考えてしまうといつになっても決まらないという状態にもなりかねません。
そのため、本当に重要だと感じるポイントに絞って物件を探していくと、お二人に合った部屋をうまく発見できます。条件を絞ってといっても、「これだけは外しちゃいけない!」というポイントは限られています。
それは、「家賃」「立地」「間取り」の3点です。
これら3つの要素は互いに関連していて、「家賃」は「立地」+「間取り」によって決まると言っても過言ではありません。
たとえば、「立地」条件が良ければ「家賃」が高いのは想像に難しくないと思いますが、「間取り」を抑えた場合は「家賃」もそれ相応に安くすることが可能です。
逆に、「立地」条件が悪い地域に住めば、「間取り」がかなり良い物件であっても「家賃」が安くなります。
それでは次に、それぞれの項目についてどのような視点で判断していけばよいかお話していきます。
ポイントその1:家賃
まず、家賃についてです。
同棲の部屋選びで一番のポイントとなるのが家賃です。家賃は同棲に必要な生活費の中でも、最も費用のかかる固定費になり生活環境に直結するため、慎重に考えなければいけません。
家賃の決め方としては、お互いの給料と年齢を基準に無理のない範囲で選ぶようにしましょう。詳しくはこちらの記事で解説しています。
>>同棲の家賃相場はいくら?迷ったときの家賃の決め方
また、家賃を検討する際に自分の住む地域の家賃相場が気になる方も多いと思います。その場合は、ホームズのサイトを利用すると各地域の家賃相場を調べることができます。
>>ホームズで家賃相場を調べる
ポイントその2:立地
次に立地のことについて話していきます。
立地は、間取りに並んで家賃を決定付ける大きな要素になります。立地を考えるときは「地域」と「最寄り駅からの距離」の2点が決め手です。
たとえば「地域」であれば、都心の新宿に住むのと23区外に住むのとでは新宿の方が立地が良いため、家賃も高くなります。
「最寄り駅からの距離」については駅から徒歩何分かかるのかによって決まりますが、やはり駅から徒歩5分以内になると高くなる傾向があります。10分ぐらいであれば、その地域の家賃相場ぐらいになると思ってもらうと分かりやすいかもしれません。
逆に、都心の「地域」だとしても「最寄り駅からの距離」が15分以上など遠ければ、総合的な立地としては評価が下がるため、家賃は相場より安くなる可能性もあります。
とは言いつつも、あまりにも駅から遠くなってしまうと通勤に不便になってしまうなど、極端に利便性が落ちてしまう可能性もあるので、少しでも気になった場合は実際に駅まで歩いてみるなどして確かめてみましょう。
実際に歩いてみると、「帰り道が遠い割に街灯が少なくて暗そうだ」など、それまで気付かなかったことに気付けたりするので、この方法は意外におすすめです。
家から駅まで歩くときは、特に以下の点に気を付けるとよいでしょう。
- 消防署や線路、大通りが近いなど騒音の心配はないか
- コンビニ、スーパー、レストランなど買い物や外食は可能か
- 危ない人が多いなど治安に問題はないか
- 近所に川があり液状化など地盤や災害の危険性はないか
財布と相談しながらも、あまり不便にならない場所選びをするのが良いかと思います。
ポイントその3:間取り
最後のポイントは間取りについてです。
間取りを評価する大きな条件は
- 部屋数
- 部屋の広さ
- 築年数
の3つです。
この中でも同棲で特にこだわりたいのは「部屋数」です。「部屋の広さ」や「築年数」については工夫次第で気にならないのですが、部屋数は生活環境に物凄く影響を与えます。
「部屋数」や「部屋の広さ」で迷った場合には、こちらの記事を参考にしてみてください。
>>同棲で間取りを決める際に気を付けたい3つのポイント
また、これら3点以外にプラスαの要素として、時間があれば以下の項目もチェックしておくと安心です。
- ペットを飼う予定なら「ペット可」なのか確認
- ベランダ等の物干しスペースの日当り具合
- 1階なら上の階の音が気にならないか、虫は入ってこないか
- 2階なら1階に飲食店などありゴキブリなどが多い可能性はないか
- 家の作りは安全か(SRC構造「鉄骨鉄筋コンクリート」がベスト)
意外に気になる住環境
ここまでで部屋選びで必ず抑えておきたい3つのポイントをお話しました。ここからは、それ以外で確認しておきたい住環境のポイントについて列挙します。
気になる方はチェックしてみてくださいね!
できれば、こちらをメモっていただいて使ってもらえればと思います。
水まわりの住環境
- トイレはウォシュレット付きか、便座が暖かくなるタイプか
- お風呂は追い炊き可能か
- 独立洗面台はあるか
電気・ガス関係
- ガスは都市ガスとプロパンガスどちらか(都市ガスの方が安い)
- ガスコンロは何口あるか
- 冷暖房は完備されているか、なければ排水口は各部屋に工事済みか
- テレビ用の配線設備は各部屋に用意されているか
収納関係
- クローゼット、押入れ等、収納場所は十分にあるか
- 駐車場や自転車など、必要な置き場は用意されているか
人間関係
- (もし会えそうなら)大家さんの雰囲気や住んでいる場所
- (もし会えそうなら)両隣や上に住んでいる人の人柄
これらの確認項目については、お互い本当に気になった3~4個だけを検討するようにしましょう。そこで合致した条件があなた達カップルに最適なお部屋です。
ここで失敗してしまっては、せっかくの楽しい生活が一部そうでもないものになってしまいます。
お金に関する”出来れば”ポイント
ここまで同棲に最適な部屋選びというテーマでお話してきましたが、初期費用などのお金についても気になっている方がいるのではないでしょうか。
最近の大家さんは昔に比べ初期費用を抑えてくれる傾向があり、敷金礼金をそれぞれ1ヶ月分としたり、更には礼金がゼロになるケースさえ見受けられます。
そんな中、「もっとお得に賃貸を借りれないの?」という声に答えて登場したフリーレント賃貸という制度まであります。
フリーレント賃貸とは、
入居後の一定期間に発生する家賃がタダになる賃貸のことを言います。
フリーレント賃貸なら家賃が1~2ヶ月分無料になるので、かなりお得に入居が可能です。新居では家具・家電にも想像以上にお金がかかるため、家賃が節約できるのは大きな節約になりますね。
同棲は2人の家になるので、遠慮せずにお互いの希望を話し合う
また、同棲は1人で済む訳ではないので、
お互いの希望や意見をしっかりと吐き出し合うことが大切です。
例えば、彼氏側がかなり積極的に物事を決めていくタイプであれば、
女性側も負けじと意見をすることも大切です。
また、逆の場合では相手の意見を聞いてあげましょう。
どちらかの希望で決めてしまうと、
後から「自分はこういう条件がよかった!」とが愚痴がこぼれる場合がありますし、
なかなか自分の意見を言えない人もいるので、気遣ってあげることが大事です。
同棲の賃貸探しのポイントまとめ
最後にもう1度、賃貸探しのポイントを書いておきます。
- 最重要なチェックポイントは「家賃」「立地」「間取り」
- その他のポイントはお互いに譲れないポイントだけ検討しよう
- お金の節約ができないかも確認しておこう
ぜひ、ここで失敗せずに良いスタートを切れることを応援しています。
なお、「良い物件を探したいけど、時間がない」という方はこちらのサービスを活用するのがオススメですよ。
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