同棲をしようと話し合ったはいいものの、「一体いつから同棲を始めるのが最適なんだ?」と首をかしげているカップルさんも多いですよね。
そんなカップルさん達のために、不動産屋さんから聞いた話を元に、同棲を始めるのに最適なシーズンの話をしていこうと思います。
不動産屋さんのシーズン事情
実は、自分たちがいつ同棲を始めると都合いいかだけでなく、不動産屋さんの事情も考えると家探しや転居がスムーズになります。また、良い賃貸が見つかる可能性も高くなります。
不動産屋さんにはシーズンによって忙しい時期や、暇な時期が存在します。
忙しい時期(いわゆる繁忙期)は入居したい人も増えますので、競争が激しいため契約条件の交渉も難しくなります。
逆に、暇となる時期(閑散期)であれば入居希望の人は少ないので、不動産屋さんは契約を取るために賃貸契約条件を良くする場合があります。不動産屋さんも大家さんも必死です。
以下は、不動産屋さんのシーズン事情です。
- 10月~3月:繁忙期
- 4月~6月 :準繁忙期
- 7月~9月 :閑散期
不動産屋さんが1年で最も忙しい時期は上からも分かるとおり10月~3月になります。この時期は学校に入学する新入生や新しく社会人になる新入社員の方の移動が増えるため、空き物件はすぐに埋まってしまう可能性が高いです。
4月~6月は繁忙期に比べると少し落ち着きますが、まだまだ入居者が多い時期です。この時期はブライダルシーズンのピークと重なっていることもあり、新婚さんの入居者が多いのも特徴です。
最後に、7〜9月の閑散期ですが、この時期は転居希望の人も少ないので同棲を始めるにはチャンスです。ライバルが少ない分、料金相場が安くなっていたり、掘り出し物件を見つけられたりします。
狙い目のタイミングは7〜9月
先ほども説明した通り、7~9月は不動産賃貸の閑散期に入りますので、同棲を始めるならこの時期が狙い目になります。
具体的には、7月中旬の梅雨明けを目安に賃貸物件探しを開始するとよいでしょう。
また、この時期は空き物件が多いのでそれだけで狙い目ではあるのですが、その他にも閑散期特有の利点があります。
- 不動産屋さんの担当者も時間があるので内見の訪問予約が取りやすい。また、より時間をかけて営業してもらえるので色々なアドバイスをもらえる。
- 家賃・敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用を値引き交渉できる可能性が高い。
- 実際に賃貸物件が決まった際の入居希望日の申込みが通りやすい。
以上のことからも、もしあなたたち2人のご都合が合うようでしたら、7月~9月に同棲を始めるのがおすすめです♪
また、初期費用がどれぐらいかかるのか、交渉できるポイントなどは「同棲における初期費用の相場(平均)と値切り交渉のコツ!」を参考にしてみてください。
まとめ
以上、不動産屋さんの事情を考慮した同棲の最適シーズンでした。最後に今日の話をおさらいしておきます。
- 同棲開始のベストシーズンは不動産業界の閑散期(7月~9月)がおすすめ
- 閑散期の賃貸契約では、初期費用や家賃の交渉ができるので節約にもなる