「同棲の初期費用って割り勘なのかな?世間一般的にはどうなんだろう?」と気になっていませんか?
今日は、初期費用の負担割合やカップルの職業事情・年齢などによってどのように対応すればいいかお話していきます。
そもそも同棲の初期費用の相場や、必要なお金をご存知でない場合、まずは「同棲の「初期費用」っていくら?賃貸契約に必要な初期費用の平均」からご覧ください。
この記事の目次
給料に差がないカップルの場合
彼氏・彼女で給料にそれほど差がない場合、割り勘にした方がいいでしょう。
大学を卒業した新社会人同士のカップルはこのケースが多いです。
女性からすると「え、けちくさい!」と感じるかもしれませんが、「この女しっかりしてるかな?自立してるかな?」といったことを男性はチェックしています。
もちろん、女性の心理としては「彼氏に多めに払ってほしいなぁ」って気持ちよくわかります。
でも、男性の脳は論理的な思考や数字で物事を判断するようにできているので、
年齢や収入という判断基準が近いのであれば「平等にするべき」と思ってしまうのです。
もしそんな状況で「多く払ってもらえない?」なんてお願いしたら、「この女はお金目当てか?同じような環境なのにわがままな女だ」って思われる可能性もあります。
なので、出来るだけお金は平等にしてあげてください。
ただ、給料の差といってもせいぜい3万円まででしょう。
お互いの月収が5万円以上も差がある場合は同じ給料とは言えないので、その場合は次にご紹介する「給料に差があるカップルの場合」を参考にしてみてください。
また、もしお金が足りないのなら、それは同棲を始めること自体が時期早々かもしれません。
お互いにお金をしっかり準備し、資金的にも心配がなくなってから同棲を始めても遅くありません。「同棲準備はいつから始めればいい?必要な準備を解説!」も念のため読んでおくと安心です。
給料に差があるカップルの場合
給料に差があるカップルの場合、男女に関係なく高給の方が多く払ってほしいところです。
男性の方が給料が高い場合はお互いにすんなり受け入れられると思いますが、女性の方が給料が高かった場合が悩ましいところですね。
女性としては「頼りない…。」と感じてしまうかもしれませんし、男性としても「男らしくない。みっともない…」と考えるかもしれません。
そのため、もしあなたの方が給料が高いのならば、まずは一言「初期費用だけど、私が多めに出すね」と言ってみるのがいいですね。
もし彼氏が「そこは割り勘にしよう!」と言ってくれた場合には、彼氏のプライドを尊重して割り勘に甘えちゃいましょう。
学生×社会人カップルの場合
学生と社会人のカップルの場合は、やはり社会人の方が多めに払ってあげる方がいいでしょう。ただ、ここでも男性・女性のどちらが社会人かで状況が変わってきます。
この辺りは、同棲開始後の生活費の負担割合の話も関係していますね。
生活費については「学生との同棲では、生活費はどれぐらい負担すればいい?」を参考にしてみてください。
男性が社会人の場合、初期費用の負担は割り勘どころか75%負担ぐらいでいいかもしれません。
逆に女性が社会人の場合は、75%負担できるのであればそれがベターですが、割り勘でも問題ないといえます。
社会人になってどれぐらい経つか、給料はどれぐらいもらっているかで負担の割合も調整する必要がありますね。
年齢に差があるカップルの場合
初期費用の割り勘については、年齢も気にする場合があります。
たとえば彼女が年上だと年齢が1つしか変わらないので、平等にして一緒に頑張ろうかと気軽に言えます。
でも、年齢に差があって男性が年上の場合は男性に費用は多く出してほしいところですよね。
初期費用は家賃や敷金/礼金によって変わりますが、20代なら25万円~40万円の間には収まると思います。
たとえば25万円だとしたら、男性が15万円で女性が10万など差を付けるといいでしょう。
男性陣からすると「え?」っと言いたくなる人もいるかもしれませんが、
年齢に大きな差がある場合、たかが数万円や10万円を出さないせいで「ケチなやつ」というレッテルを貼られます。
「この人はお金の管理が出来なくて全然お金が無いんじゃないか」と不信がられてしまう可能性さえあります。
同棲するということは少しでも結婚を意識した相手ですよね。
大事な相手のためなら、ここでは渋らずに振る舞った方が得策です。
初期費用の割り勘で揉めないコツ
割り勘で出し合うときに揉めないコツとしては、時間をかけて一緒に貯めることです。
たとえば、初期費用が30万円必要だとしたら、お互いに15万円ずつですね。
6ヶ月で貯めるとなればお互いに毎月2.5万円ですし、12ヶ月で貯めるなら約1.3万円です。
こんな風に毎月少しずつ貯めれば心理的にも資金的にも負担は減ります。
毎月同じ額を一緒に貯めると、共同作業で頑張ってる感が燃えますよ。
同棲はあくまでもお付き合いの延長線。結婚もしていなければ、法的な縛りもありません。お金のことは揉めやすいので2人でしっかりと話し合い、協力し合い貯めていきたいですね。
そのためには「同棲における初期費用の相場(平均)と値切り交渉のコツ」も事前に確認しておくとよいでしょう。
どうしても相手の男性に多く払ってほしい場合
最後に、どうしても相手の男性に多く払ってほしい場合の話です。
男性側に多く払ってもらうコツですが、何かしらそれに見合う理由があればいいと思います。
たとえば、彼女に「私の部屋からソファ持っていって一緒に使う代わりに少しだけ初期費用負担してもらえない?」なんて言われたら、
彼氏は「お金ないなりに頑張って節約しようとしてるんだな」って可愛く思うものです。すると、多く出してくれる人もいるでしょうね。
間違っても「男なんだから多く出してよ」なんて言ってはダメですよ。発言小町で似たようなトピックにコメントしていた男性の発言がとても的を得ていました。
協力的な姿勢や支え合うことは夫婦お互いについて行うことが常識ですよね。
彼女を養い守り支える気持ちは男性限定ですか?
そりゃ納得いきませんよ。
交換条件といっては聞こえが悪いですが、相手の気持ちを考えて動いたり発言することで、
彼氏さんも「それなら俺が多めに出すか」と感じてくれるようになるのです。
初期費用で揉めないためには、家賃もしっかり考えて選びましょう。「同棲の家賃相場はいくら?迷ったときの家賃の決め方」の記事が参考になります。